神戸の会社(以下、前職)を辞めて別のサービス開発をしている会社に転職をした。
転職して3ヶ月になるので退職エントリーというほど高尚なもんじゃなく今の感覚を残す感じで書く。

まとめ

  • ユーザに価値を提供するような開発をしたくなった。
  • これからも同じ働き方が続くのは考えられなかった。
  • 自分のやりたい事(障がい者支援)にもっと自由に関わりたくなった。
  • 経営層の技術への理解の低さと戦略性の欠如(体感値)に対する危機感。
  • その会社に所属するメリットが感じられなくなった。

以下、取り留めなく。

転職を考えたきっかけ

職務内容の分類的にはSIerだが世で言われるような典型的なSIではなく、顧客先の研究所での研究開発や社内の新規サービス開発等をやってきた。
データウェアハウスや可視化や機械学習を使って類似する画像やイベントの予測をしたり、社内はウェアラブルデバイスを使ったサービスやPepperを使った開発等、比較的短い期間に本当に面白い経験をした。
研究員さんや同僚が海外出身の方もいてはじめは全く分からなかった英語も比較的簡単な技術の会話なら理解できる用になり国内外の情報にも目を向けて積極的に見るようになった。
シンガポールやベトナムに出張したことも大きかったかもしれない。以前に比べて自分の仕事観やモノの見方が大きく変わった。なにより、同僚や先輩には本当に恵まれた。
職務としても技術選択やアーキテクチャの設計等や顧客折衝, プロジェクトマネジメント、それ以外にも新しいプロダクトのプロトタイプ開発等も参加させてもらえたりで内容としては飽きない環境だった。
ただ、研究開発に関わる以上は世に出ない開発は山ほどあり、実際に自分の関わった研究や開発の内容は世に出ることもなかった。
なんとか納期に間に合わせるように仕事を収めたところで何も残らない。技術的に課題を超えていくことは面白かったが、それ以外に体感できるほどの感情の変化は何もなかった。不思議な感覚。
社内のサービス開発が上手く進められなかった点は自分も至らないトコがあり反省点は大いにある。
視点を変えて自分のやっていることが会社に貢献をしているかと言うと個人としては利益は上げているが、会社的にも新しい技術シーズを発掘したり、これからのビジネスを作るための投機的な役割もある部門だったので利益面で振るうことは無かった。
SIの会社の性質上、本来求められているはずの今後の経営に与える技術的な価値よりも利益に直結するビジネス的な価値の視点で評価されることもあり、自社の新しい研究やサービス開発をしながらある程度の利益を生まなきゃいけない状態になった。
そんな中、徐々に人も減り自分が入社した時に蜜に関わった人は殆ど会社に居なくなっていた。
人が減ったところで求められる数字は変わらないので、何とかする為に仕事を複数抱えるようになるが当時の自身の調整力や律する力の不足も起因して帰宅後や土日に仕事をするのは普通になってしまった。
その結果、家族との時間も減り、学習時間も減り、睡眠時間も減るのでちょっとしたことでイライラしたりするようになった。当然、生産性も落ちるので悪循環の渦にのまれていった。
このまま行くと仕事もうまく行かず家庭までもうまくいかなくなっていくように感じた。

転職活動

徐々に仕事も家庭も上手く回らなくなってきたので、頭の中が家に帰っても仕事のことを考え、家族旅行に仕事も持っていってしまう始末。
これはアカンので何とかしようと、自分に来る仕事を断って人へチーム内で移譲しようと試みたが誰も受け取ってくれず結局自分に帰ってきた。
そんな中、試しに転職サイトの登録すると幾つかすぐにお話を頂いて、試しに話を聞いてみることにした。
色々と面談をする中で企業側の技術への理解(経営的な視点も含めて)があるか、先の展望や戦略性が示されているか。
自分のやりたい事に近しいビジョンか、もちろん金銭面もあった。
最終的に一番高い年収提示のオファーをもらった所には行かず2番目の金額の所になった。1番の所は前職に比べたら年収は1.5倍に増えるが、コンプライアンスが危なそうだし、もともとその会社が好きじゃなかった。
(転職で給料1.5倍になるくらい今の会社の給与や自分の評価は低いのか...というショックは意外と大きかった。)
お金も大事だけど、価値観や働き方やサービス体系、経営層に技術に対する理解が有るか、現場に裁量と責任と自由があるか、自分のやりたい事に対して使える環境か。
あとは家族の理解も含めて勘案して決めた。

転職後

入る前は若干硬そうで面白くないかもしれない危険性はあったが、声は出せば通るし裁量も責任も自由もあるので心地良い。
そして驚く程ホワイトな企業体質なので非常に健全で家庭とのバランスはとても良く取れている。
子どもが起きている時間に帰ることもあれば一緒に夕飯を食べる機会も増えた。ありがたい限りだ。ホントは普通なんだろうけどね。
技術の話をする人も周りに多く刺激も多く、機械学習やディープラーニング等の専門性の高い知識を持った人も多い。
いろんな人とコラボすれば何か生み出せそうな感覚をがある。
100点満点かと聞かれるとそうではないが、嫌に感じてる点は今後改善する流れなので大丈夫だろう。

今後

今の会社でサービスを成長させること、複数のサービスを組み合わせて新しい体験や価値を作る事をやって行こうと考えている。
並行して個人事業で障がい者向けの活動も進めていく。もともと、障がいのある娘(かわいい)と関わる中で技術を使ってQoLを上げられないか、役に立てないかと考えていた。
以前から続けている個人事業を使って関われないかと考えたが前職では兼業はNGだった。
それに引き換え、今の会社は兼業OKで部分的とはいえリモートワークも可能だ。できる範囲で精一杯やってみようと思う。
何より家族との時間や精神的な余裕も増えたのは大きい。問題がなくなったわけではないが、徐々にいい方向へ向かっていると思う。
それ以外にもプログラミングや語学等の技術研鑽等が以前よりも時間が取れるようになったので、技術者として今後もレベルアップしていきたい。

Related Posts